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 ■あまぎり

  門司港に寄港した『あまぎり』の画像をつかって、護衛艦装備品の解説を
  いたします。

 基準排水量
 主要寸法

 船 型
 主機械
 馬 力
 速 力
 主要兵装






 定 員
3,500t
137x14.6x8.8x4.5m
(長さ、幅、深さ、喫水)
長船首楼型
ガスタービン4基2軸
54,000PS
30kt

高性能20ミリ機関砲x2
62口径76ミリ速射砲x1
短SAM装置一式
SSM装置一式
アスロック装置一式
3連装短魚雷発射管x2
哨戒ヘリコプターx1
220名


 門司港に停泊中の『あまぎり』と
 『あさぎり』



 『あまぎり』の艦尾

 ■62口径76ミリ速射砲
 イタリアのOTOメララ社が開発した
 高性能軽量自動砲。
 対艦、対空用として開発されたが、
 高発射速度、目標に対する高い追
 尾性、完全自動給弾システム、無
 人発射等の高いレスポンスから対
 艦ミサイル防御用としても使用。
 発射速度は毎分10から80発に調
 整可能。最大115発連射可能。
 砲員は射手1名、給弾手3名の4名。

 ■74式ロケットランチャー(アスロック)
 米海軍が開発した対潜攻撃システム。
 発射は完全自動化されており、ソナー
 が捕らえた敵潜水艦の位置データー
 をもとに誘導式のアスロック弾が発射
 され、敵上空で先端の対潜魚雷部が
 パラシュートで投下され着水後、目標
 をホーミング装置で追尾攻撃する。

 ■短SAM発射機
 短SAMは、航空機や対艦ミサイルか
 ら個艦を防御するための兵器で個艦
 防御ミサイル・システム(PDMS:
 Point Defence Missile System)
 と呼ばれている。
 誘導弾シー・スパローミサイルを発射
 し、迎撃を行う。

 ■20ミリ・バルカン・ファランクス機銃
 近接してくる対艦ミサイルや高速航空
 機の迎撃に使用する。米海軍が開発。
 射撃システムは白いドーム内の捜索
 レーダーが目標を捕らえると、追尾レ
 −ダーがロックオンし、自動で射撃を
 開始する。目標を撃破すると、射撃は
 中止され次の目標探知を行う。
 20ミリバルカンは6本の回転銃身を
 持っており、毎分3,000発(1銃身
 500発)という高い発射速度を有す
 る。

 ■キャニスター型4連装発射機
 艦対艦ミサイルの誘導弾ハープーン
 の発射機。
 ハープーンは米海軍が開発した全天
 候型の亜音速巡航ミサイル。
 発射後にミサイル自身が遠距離の目
 標に向かって飛ぶため、発射機は固
 定式の簡単な構造になっている。


 ■68式3連装短魚雷発射管
 対潜用短魚雷Mk44の発射管。
 各発射管は独立して発射可能で、発
 射は管制で行われる。

 ヘリコプター格納庫周辺。
 写真右下発着艦指揮所がある。
 ここで、管制官がヘリコプターの発着
 艦指示を行う。

 発着艦指揮所内部。

 搭載ヘリコプター

 ヘリコプター格納庫
 

 艦尾詳細

 遠景より

 艦橋付近遠景

 ヘリコプター格納庫・煙突部遠景

 ヘリコプター格納庫・艦尾遠景

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